G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

10月27日(火) 豪ドル/円

【通貨ペア】
豪ドル/円

【今日のトピック】
リスク回避注意報

【基調】
弱含み

【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格
・10/28 豪7-9月期消費者物価指数

【本文】
本日の東京市場では、米軍が南シナ海に駆逐艦を派遣したと伝わり、リスク回避ムードが広がった。これを受けて豪ドル/円は日足一目均衡表の転換線が位置する87.00円台まで下落した。

米軍の行動には中国の海洋進出をけん制する狙いがあると見られるが、中国側の反発は必至だろう。中国政府は今のところ抗議声明を発表したのみに留まるが、軍事的対立を招きかねず先行きには不透明感がくすぶる。その上、米連邦公開市場委員会(FOMC)が、明日にも利上げのシグナルを発信しないとも限らない。そうした中では投資家心理の急速な改善は望みにくく、欧米市場でも株安・円高(豪ドル安)の継続に警戒が必要であろう。豪ドル/円は上記転換線にサポートされて87.40円台まで値を戻しているが、節目の87.00円を割り込めば一目均衡表の雲下限(執筆時86.187円)まで下値余地が拡大する。

また、明朝発表される豪7-9月期消費者物価指数の下ブレにも注意が必要だろう。予想中央値は前年比+1.7%と4-6月期(+1.5%)の伸びを上回る見込みだが、豪準備銀行(RBA)のインフレ目標である2-3%を依然として下回っている。もし、予想を下回れば利下げ観測が再燃する可能性もある。


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