G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

8月11日(火) 豪ドル/円

【通貨ペア】
豪ドル/円

【今日のトピック】
中国人民元切り下げに対する市場の評価

【基調】
方向感模索

【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格
・8/12 中国7月鉱工業生産、中国7月小売売上高

【本文】
豪ドル/円は、本日の東京市場で一時92.60円台まで上昇して7月3日以来の高値を付けたが、中国当局が人民元の切り下げに動くと91円台前半まで急反落した。

アジア株や原油などの資源価格が総じて下落しているところを見ると、人民元の切り下げが中国景気の先行き(あるいは近隣諸国の景気先行きに)に不安を強めてしまったようだ。
そうしたリスク回避ムードに加え、元安誘導が中国の輸入減少(豪州の輸出減少)に繋がるとの見方もあって、豪ドルに下落圧力がかかった。

このまま、海外市場でも株安・資源安基調が続くようだと、豪ドル/円は91.00円を割り込んで下値を切り下げる事になるかもしれない。

もっとも人民元安誘導は、輸出促進を通じて中国経済に安定をもたらすための措置であり、それだけ中国政府が景気下支えに本腰を入れていると見る事もできる。

こうした見方に沿って株安・資源安に歯止めがかかれば、豪ドル/円は92円台回復に向けて反発する事になるだろう。

今や、世界第2位の経済大国となった中国の金融・為替政策は、市場全体に大きな影響を与えると見られ、それを消化に動く過程で様々な反応が起きる公算が大きい。各市場の反応を慎重に見極めたいと考えている。


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