G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

6月11日(木) NZドル/米ドル

【通貨ペア】
NZドル/米ドル

【今日のトピック】
金融政策の印象格差が急拡大

【基調】
続落

【目先の注目材料】
・6/11 米5月小売売上高
・主要国株価、国際商品価格

【本文】
NZ中銀(RBNZ)は、日本時間11日早朝に予想外の利下げを発表。それだけにとどまらず「一段の緩和が適切であると予想する」として追加緩和を示唆した。
これを受けてNZドル/米ドルは0.70ドルに急接近する急落となった。節目の0.70ドル付近では一旦買戻しが入るなど下げ止まってはいるが、もし下抜ければ約5年ぶりの安値となるだけに、ストップロスオーダーを巻き込んで下げが加速する事になりそうだ。

こうした中、本日のNYタイムには米5月小売売上高が発表される。米ドル高が進めばNZドル/米ドルが0.70ドルを割り込む可能性があるため、21時半の発表時の値動きは特に注目される。米5月小売売上高は前月比+1.2%と比較的高めの伸びが見込まれており、この予想をさらに上回る好結果となれば、早期利上げ期待を高めるとともにドル高に振れる公算が大きい。なお、5月の自動車販売が好調であった事はある程度織り込み済みのため、自動車を除いた売上高(予想:前月比+0.8%)がより重視される事も考えられる。

いずれにしても、追加利下げの可能性が浮上したニュージューランドに対して利上げ間近の米国という金融政策の印象格差が広がった以上、米ドル買いの対価としてNZドルが選ばれやすい地合いになったと考えられる。あとは、そうした見方を裏付けるための材料を待つばかりと言えるだろう。


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