- HOME >
- 為替,FXマーケット情報 >
- FXレポート >
- G.COMデイリーレポート 2月13日(金)ポンド/米ドル
G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
2月13日(金) ポンド/米ドル
【通貨ペア】
ポンド/米ドル
【今日のトピック】
底打ち感広がる
【基調】
反発
【目先の注目材料】
・主要国株価
・米・英長期金利
【本文】
昨年7月から続くポンド安・ドル高基調に変化の兆しが見え始めた。ポンド/ドルは1月23日に1.49508ドルまで下落して約1年半ぶりの安値を付けたが、その後は切り返しており、昨日には英中銀(BOE)のインフレ報告を受けて1.54ドル台を回復した。
BOEはインフレ報告で、今年の物価見通しを大幅に引下げたものの、原油安によるインフレ率低下は英経済の下押しには繋がらないとした上で、「最も可能性が高いBOEの次の行動は『利上げ』である」との見解を示した。来年と再来年の成長率見通しを従来予想から引上げた事も相まって、2016年にずれ込むと見られていたBOEの利上げ時期が今年後半に早まるとの見方が一部に浮上している。
米FRBの利上げ時期が6-9月と見込まれているため、ドルに対してポンドが圧倒的に優位に立つとは思えないが、これまで半年以上もBOEの利上げ後ずれを睨んでポンド安・ドル高が進んできただけに、反転の余地は大きいと見る。中期的には、下げ幅の半値戻しである1.60705ドル前後までの反発が見込めよう。短期的にも米国の3連休を控えてポジション調整の動きが出やすいタイミングであり、ポンド買い・ドル売りが強まる可能性があろう。
最新のレポートを見る
バックナンバー(2015年2月)
- 金融政策の方向性に明暗【豪ドル/米ドル】 2015年2月27日
- 加1月消費者物価指数に注目【カナダドル/円】 2015年2月26日
- 引き続きFRB議長の議会証言には要警戒【米ドル/円】 2015年2月25日
- 三役好転が点灯【ポンド/円】 2015年2月24日
- 思惑的な動きに注意【米ドル/円】 2015年2月23日
- 下値リスクより上値リスクを警戒すべき【ユーロ/米ドル】 2015年2月20日
- 基準線維持で反発余地あり【米ドル/円】 2015年2月19日
- FOMC議事録で早期利上げ期待は高まるか【米ドル/円】 2015年2月18日
- 乳製品入札に注目【NZドル/円】 2015年2月17日
- 穏やかなユーロ買い・円売りも【ユーロ/円】 2015年2月16日
- 底打ち感広がる【ポンド/米ドル】 2015年2月13日
- ミニゴールデンクロス出現【ユーロ/円】 2015年2月12日
- 20日移動平均線が重石に【カナダドル/円】 2015年2月9日
- 米雇用統計は時間あたり賃金が最大の焦点に【米ドル/円】 2015年2月6日
- ギリシャとEU・ECBとの溝 【ユーロ/米ドル】 2015年2月5日
- 20日移動平均線の突破を睨みつつ【ユーロ/米ドル】 2015年2月4日
- 追加利下げの可能性を読む上で消費者物価指数に注目【トルコリラ/円】 2015年2月3日
- 利下げはあるか【豪ドル/円】 2015年2月2日
- ●当社提供のレポート類について
- 本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。