G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

10月24日(金) ポンド/ドル

【通貨ペア】
ポンド/ドル

【今日のトピック】
復活の狼煙となるか英GDP

【基調】
底打ちから反転へ

【目先の注目材料】
・英7-9月期GDP速報値
・主要国株価、米国債利回り

【本文】
ポンド/ドルは、7月に1.71903ドルまで上昇して2008年10月以来の高値を記録したが、その後今月15日には昨年11月以来の安値となる1.58744ドルまで下落するなど、この3ヶ月間で大幅にポンドが減価した。

スコットランドの独立回避などの好材料があったにもかかわらずポンドの下落が続いた最大の理由は、英国の早期利上げ期待が萎んだ事にある。経済的な結び付きが強いユーロ圏の低インフレが英国にも波及しているように見える(英9月消費者物価指数は前年比+1.2%と、ここ5年間で最低の伸びとなった)事が大きく影響しているようだ。

ただ、英国経済自体は堅調を維持しているとの見方もある。9月の失業率は2.8%と6年ぶりの水準に低下しており、足元の住宅価格の上昇率は前年比10%を超える(国家統計局発表)。

こうした中、本日発表される英7-9月GDP速報値が予想の前年比+3.0%を上回れば(4-6月期の+3.2%を上回ればなお)利上げ期待の復活とともにポンド高が復活するきっかけとなるかもしれない。

英中銀のカーニー総裁は、2015年春までに利上げする可能性を示唆(今年9月時点)しているが、これは米国が初回の利上げを行うと見られる2015年中盤よりも早い。もし、英利上げ期待が復活する事になれば、足元で強さが目立つドルを凌駕する格好でポンド高が進む事になろう。


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