G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

7月16日(水) NZドル/円

【通貨ペア】
NZドル/円

【今日のトピック】
20日移動平均への回帰を窺う

【基調】
方向感模索

【目先の注目材料】
・主要国株価

【本文】
NZドル/円は15日、NZの酪農大手フォンテラが毎月2回行う入札(Global Daily Trade)を実施した際、乳製品価格が前回比-8.9%もの下落となった。これを受けて、NZドルは急落。さらに今朝発表されたNZ4-6月期消費者物価が前年比+1.6%と市場予想(+1.8%)を下回ったことで、NZの利上げペース鈍化の思惑を絡めつつ、NZドルは一段安となった。

この急落により、NZドル/円は20日移動平均線を割り込み、ボリンジャーバンド(MA=20日)の-2シグマ(執筆時点:88.465円)前後まで下落している。主要国株価の下落などが今後重なれば、-3シグマ(同:88.151円)前後までの下げも想定内と言えそうだ。

欧州市場以降に発表される多くの経済指標結果はもちろん、再燃してくる可能性が指摘されているポルトガルの金融不安に関する報道には要注意だ。リスク回避の動きが強まれば、NZドル売り・円買いが強まるだろう。

ただし、本日のアジア市場中に発表され、好結果だった中国GDPなどを受けて、主要国株価が安定的な推移を見せれば、下げ幅を圧縮することはもちろん有り得る。割り込んでしまった20日移動平均線までの距離を、NY市場引けに概ね消すようなことがあれば、NZドル/円相場は依然としてテクニカル面では強いと見ることが可能なため、注目したい。


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