G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

6月20日(金) カナダドル/円

【通貨ペア】
カナダドル/円

【今日のトピック】
コアインフレが焦点

【基調】
じり高

【目先の注目材料】
・6/20 加5月消費者物価指数、加5月小売売上高
・主要国株価、国際商品価格

【本文】
カナダ/円は、ここ2ヶ月ほど上値を抑えてきた94.00円付近を上抜けて、19日には94.20円台に上昇。今年前半の下落(99.200円から90.643円へ)の半値戻し(94.922円)を視界に捉えた。中期的な反発基調を確かなものにするためにも半値戻しの水準は早めに超えておきたい関門だろう。

こうした中、本日20日に発表される加5月消費者物価指数が、カナダ/円の上昇を後押しできるか注目される。
前回4月の消費者物価指数は前年比+2.0%と比較的高い伸びを示し、今回の5月消費者物価指数も同+2.0%と高止まりが予想されている。
ただ、カナダ中銀は今月4日に発表した声明で、4月コア指数(変動が大きい8品目を除いた消費者物価指数)が同+1.4%に留まった事を指摘した上で、低インフレのリスクに言及するなどハト派姿勢を堅持した。

そうした経緯から、今回は総合指数よりもコア指数に注目が集まると見られ、5月コア指数が事前予想の前年比+1.5%を上回るかがカナダ/円上昇のカギとなるだろう。なお、コア指数の前年比+1.5%は2012年8月以来の伸び率であり、その当時カナダ中銀は将来的な利上げを視野に引き締めスタンスを取っていた。

また、本日は同時に発表される4月小売売上高も、前月比+0.6%という高めの伸びが予想されている。コアインフレの上昇とともに、異常寒波(による冬場の景気下ブレ)の反動が確認されれば、カナダ中銀のハト派姿勢が弱まるとの思惑につながりやすく、カナダ/円の上昇に繋がると考えられる。


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