G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

6月11日(水) NZドル/円

【通貨ペア】
NZドル/円

【今日のトピック】
3会合連続利上げへ

【基調】
堅調

【目先の注目材料】
・6/12 RBNZオフィシャルキャッシュレート
・主要国株価、国際商品価格
・ユーロ/NZドル相場

【本文】
NZドル/円は、本日の東京市場で87.50円前後まで上昇しており、5月29日に付けた3カ月ぶり安値(85.863円)から戻り歩調を強めている。
明日早朝にNZ準備銀行(RBNZ)が利上げに踏み切ると見られている事がNZドル買いを誘っているようだ。

NZドル/円は、RBNZが3月と4月にそれぞれ0.25%ずつ利上げを行ったにもかかわらず5月末にかけて下落していた事になるが、ウクライナ情勢や中国景気に対する懸念が和らぐとともに、欧州中銀(ECB)がマイナス金利を含む複合緩和策を打ち出した事を受けて上昇が再開している。

今回、RBNZが予想通りに利上げすれば、2007年3月から6月にかけて以来7年ぶりの3会合連続利上げとなるが、RBNZは今年最大で1.25%の利上げ余地がある(既に0.50%利上げ済み)との見解を示しており、利上げに打ち止め感が出る可能性は小さい。
4月の理事会でも「インフレ圧力が増大しており、今後2年間続く事が予想される」「NZドル高は追加利上げの妨げにならない」などとするタカ派声明を発表しており、今回もこうした姿勢に変化がなければ、NZドル高が進みやすいだろう。

ただし、利上げ自体は市場がほぼ織り込んでいるだけに、声明から多少なりともタカ派色が薄れる事になれば、NZドル売りが活発化するリスクもある。その可能性は高くないと見るが留意は必要だろう。


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