G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

6月6日(金) ユーロ/ドル

【通貨ペア】
ユーロ/ドル

【今日のトピック】
下ヒゲ大陽線をめぐる解釈

【基調】
波乱含み

【目先の注目材料】
・6/6 米5月雇用統計
・6/6 コンスタンシオECB副総裁講演
・主要国株価、国際商品価格

【本文】
欧州中銀(ECB)は、昨日の理事会で中銀預金金利をマイナス0.10%にするなど3つの政策金利を全て引き下げた。他にも、貸し出し条件付き長期資金供給オペの実施や、証券市場プログラム(SMP)による買入れ残高を市場に放置する不胎化措置の停止といった流動性供給策も決めた。

ただ、これらの緩和策を導入したにもかかわらず、ユーロ安は進まなかった。それどころかユーロは最終的に上昇しており、ユーロ/ドルの日足チャート上には下ヒゲの長い大陽線が出現した。ECBの追加緩和を受けて一旦大きく下落したものの、それを挽回するだけの大量の買い(戻し)が入った事を示す足型であり、安値圏での出現は強力な買いシグナルとされている。その上、昨日の上昇により200日移動平均線を上抜けるなど、テクニカル分析の観点からは相場の底打ち(から反発局面入り)を強く示唆していると考えられる。

こうした中、本日は米5月雇用統計がユーロ高・ドル安の追撃材料となるか注目される。米雇用統計が弱い結果となれば、ユーロ/ドルの上昇につながる可能性が極めて高い。もっとも、米5月雇用統計については、失業率こそ6.4%と上昇する見込みだが非農業部門雇用者数は21.5万人増と比較的高い伸びを示すと予想されており、米景気の堅調さを示すと見られている。米雇用統計が期待以上の結果となれば、早期利上げ観測を巻き込んでドル高が進む事も十分に考えられる。

昨日のユーロ/ドルの下ヒゲ大陽線に対する最終的な解釈は、本日の米5月雇用統計がカギを握っているといっても過言ではないだろう。


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