G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

4月4日(金) ドル/円

【通貨ペア】
ドル/円

【今日のトピック】
雇用統計への期待感

【基調】
上値模索

【目先の注目材料】
・4/4 米3月雇用統計
・主要国株価、米国債利回り

【本文】
ドル/円は3日に一時104円台を回復するなど約2カ月半ぶりの高値水準で推移している。米経済が大雪と異常寒波による下押しから回復し始めたと見られる事が、足元のドル/円の堅調推移の背景であろう。米10年債利回りは約3カ月ぶりの水準に上昇しているほか、NYダウ平均は3日に史上最高値を更新しており、米国では文字通りの「雪解け」期待が高まっている。

本日の米3月雇用統計では、米経済が「雪解け」から本格的な「春」を迎えるのかが問われることになる。天候不良の影響が剥落するとの期待感から、
非農業部門雇用者数は前月比で20.0万人の増加が見込まれている。これは、前月実績の17.5万人増を上回る増加幅であり、失業率も6.6%と前月から0.1%改善すると予想されている。

こうした改善期待は既に相場に織り込まれているため、期待外れの雇用統計に終われば失望のドル売りが噴出するという見方もあるが、仮に雇用統計が弱めでもそうした動きは一時的かつ限定的と見る。弱めの雇用統計が発表されれば、早期利上げ観測は後退する事になるが、これは株式市場にとってプラス材料だ。長期金利の低下がドル安につながったとしても、株価の上昇が円安を誘発する可能性が高く、結果的にドル/円が上昇する事も十分考えられる。

今回の雇用統計については、3月ADP全国雇用者数や新規失業保険申請件数などの雇用関連の経済指標が概ね改善している事から、大幅な悪化を示す事は考えにくい。米景気の回復期待が腰折れするほどの弱い結果(例えば非農業部門雇用者数増加幅が10万人を下回り、かつ失業率が上昇するなど)となる可能性は小さいだろう。

ドル/円は、テクニカル面でも一目均衡表の雲を上抜けており、上値余地が拡大している。雇用統計の結果が良好なら1月23日高値104.839円を目指す公算であり、年初来高値105.440円を視野に入れた動きとなろう。


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