G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

2月21日(金) カナダドル/円

【通貨ペア】
カナダドル/円

【今日のトピック】
利下げ観測を後押しするか?

【基調】
軟調

【目先の注目材料】
・2/21 加1月消費者物価指数、加12月小売売上高
・主要国株価、国際商品市況

【本文】
カナダ中銀は、1月の理事会後に発表した声明で「インフレに関する下方リスクの重要度が増した」として低インフレ警戒姿勢を強調した。市場は、こうした中銀の姿勢を利下げも辞さない構えと解釈しており、本日発表される1月消費者物価指数の結果に注目している。

カナダ中銀はインフレターゲットを+2.0%と定めているが、消費者物価指数の伸び率(前年比)は2012年半ば以来、このターゲットを下回ったままだ。本日の1月消費者物価指数も前年比+1.3%と予想されており、ターゲットに遠く及ばないと見られている。

カナダドルは、年始から対円で8%、対ドルで5%以上下落しており、下げ過ぎの感もないではない。ただ、相場の過熱感を示すテクニカル分析ツールであるRSIは40%前後(14日間)となっており、売られ過ぎを示す30%には達していない。また、カナダ国債相場は利下げの可能性を十分に織り込みきれていないようで、年始に1.9%台で推移していた5年債利回りは、一時1.5%前後まで低下したものの、足元では1.6%台で推移している(1年前は1.4%前後であった)。
こうした点から、カナダドルにもカナダ国債利回りにも一段の低下余地があると考えられる。

仮に、1月消費者物価指数が下ブレする事になれば、カナダ国債利回りにの低下とともにカナダ/円が下落する可能性が高い。同時に発表される12月小売売上高も下ブレするようだと、その可能性はさらに高まる事になる。一方で、1月消費者物価指数の上ブレはカナダドルの買戻しを誘うと見られるが、カナダ中銀のインフレターゲットまでかなりの距離がある事を考慮すると、持続的な買い材料にはなりそうにない。

足元のカナダ/円相場は、カナダ中銀のインフレに対するスタンスと同じく「下方リスク」に警戒すべきだろう。


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