G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

1月24日(金)カナダ/円

【通貨ペア】
カナダ/円

【今日のトピック】
インフレ指標の結果と株価動向を注視

【基調】
波乱含み

【目先の注目材料】
・加12月消費者物価指数
・主要国株価、国際商品価格

【本文】
カナダ/円は年始から軟調に推移しているが、足元で下げが加速している。理由は大きく2つ、(1)カナダ中銀のハト派姿勢と、(2)リスク回避ムードの高まりだ。

(1)については、以前のカナダ中銀は声明で利上げの可能性に言及するなどタカ派色が強かったが、昨年10月会合の声明で利上げスタンスを突然撤回、さらに今週22日に発表した声明では、低インフレの長期化リスクに言及してハト派色をにじませた。また今回の声明では「足許のカナダドル安を考慮しても、依然高値圏にある」として通貨安誘導とも取れる見解を示している。

(2)に関しては昨日、中国の1月製造業PMIの悪化やアルゼンチンペソの急落(外貨準備不足によるペソ買い・ドル売り介入放棄)をきっかけとして、グローバルな規模で株安が進んだ。
こうした流れは、新興国不安=資源需要の減退という連想からカナダドル売りに結びつきやすい。

本日22時30分に発表される加12月消費者物価指数は、まさに(1)に大きくかかわる経済指標だ。予想を下回る伸びにとどまれば利下げ観測を絡めてカナダドル安に振れる公算の一方で、予想を上回る伸びとなれば、大量のショートカバーが誘発されて急反発する可能性がある。いずれにしても、消費者物価指数の結果がカナダドル相場を揺さぶる可能性が高い。

また、株価の下落に歯止めがかかるか否かも重要なポイントだ。欧米株価が続落するようだと一段とカナダドル安が進む可能性が高く、株価が反発するようだとこちらもショートカバーを誘発する可能性がある。なお、本稿執筆時点の米NYダウ先物は、前日終値付近で小動きとなっており、現物が続落するのか反発するのか予断を許さない状況となっている。

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