G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

11月29日(金)ユーロ/円

【通貨ペア】
ユーロ/円

【今日のトピック】
ちょうどひと月前は・・・

【基調】
高値波乱

【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格
・ユーロ圏10月失業率、ユーロ圏11月消費者物価指数・速報

【本文】
ユーロ/円は本日の東京市場で139.70円台へ上伸しており、5年1ヶ月ぶり高値を更新した。11月に入り8円超(約6.5%)も上昇するなど、他のクロス円に比べ、上伸力が際立っている。こうした中、本日は、ユーロ圏10月失業率とユーロ圏11月消費者物価指数・速報が発表予定であり、140円の大台突破のきっかけとなるか注目される。

ちょうどひと月前の10月31日には、ユーロ圏9月失業率が過去最悪に並ぶ12.2%となり、10月消費者物価指数は前年比+0.7%と欧州中銀(ECB)のインフレ目標(2%未満だが2%に近い水準)を大きく下回った。これらを受けて、ECBの追加緩和観測が急浮上する事になり、ユーロ/円は今月7日に131.20円台まで弱含んでいた。

ところがその後は、主要国の株価が上昇基調を強めたほか、ECB要人から追加緩和に前向きとは言えない発言が相次いだ事から急激に反発。 昨日はスペインやドイツの11月消費者物価指数が予想を上回った事が買い材料となった。わずかひと月で、ユーロに対する市場の評価が180度変わったかのような印象を受ける。

本日発表される10月失業率が低下し、11月消費者物価指数の伸びが予想を上回れば、ユーロ/円にはさらなる追い風が吹く事になるだろう。 ただ、11月消費者物価指数が予想(前年比+0.8%)を多少上回ったところで、ECBの目標を大きく下回っている状況に変わりはなく、デフレの一歩手前であるディスインフレへの懸念を払拭する事は難しそうだ。また、10月失業率についても、過去最悪となった前回からの大幅な改善は見込みにくい(予想は横ばいの12.2%)。経済指標の数値自体はユーロを取り巻く環境の急変を告げるものとはなりそうになく、これらの指標が期待はずれに終わった場合は、ユーロに失望売りが広がる可能性もある。

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