G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

9月20日(金)ユーロ/円

【通貨ペア】
ユーロ/円

【今日のトピック】
ギリシャ危機前の水準を回復で新ステージ入り

【基調】
上昇

【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格
・ドル/円相場、ユーロ/ドル相場
・9/20 ユーロ圏9月消費者信頼感・速報

【本文】
ユーロ/円は、昨日のNY市場で134.94円まで上昇して2009年11月以来となる約3年10ヶ月ぶりの高値を示現した。
ちょうど、ギリシャ危機前の水準を回復した形であり、ある意味ではユーロ圏債務問題の終息を彷彿とさせる出来事だ。

テクニカル面からも、相場が「新ステージ」に突入した事が示唆されている。
ユーロ/円は、2008年7月に付けたリーマンショック前の高値(169.95円)から、債務危機を経て昨年7月に付けた安値(94.10円)までの下落に対する半値戻しの水準(132.02円)を明確に上抜けた。フィボナッチ係数の50%戻しを達成した事で上値余地が広がっている。

本日の東京市場では、昨日の大幅上昇の反動に加え週末にドイツの総選挙(下院)を控えている事もあって134円台前半に押し戻されており、海外市場でも調整売りが入る事も考えられるが、そうなればむしろ押し目買いの好機となるのではないだろうか。

足元の出来事を振り返ると、シリアへの軍事介入回避、サマーズ氏が次期FRB議長候補を辞退、米FOMCが量的緩和の縮小を見送るなど、リスク・オンを促す材料が続いており、市場のムードが急速にリスク回避に傾く事は考えにくい。また、ドイツの総選挙についても、キリスト教民主社会同盟(CDU/CSU)が第1党を維持してメルケル首相が続投する可能性が極めて高く、ユーロの下落につながる波乱の結果になるとは思えない。

ユーロ/円相場が「新ステージ」に入ったとするならば、まずは前述のフィボナッチ係数の61.8%戻し(140.98円)への上昇を目指す事になるだろう。

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