G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

7月17日(水)ユーロ/ドル

【通貨ペア】
ユーロ/ドル

【今日のトピック】
バーナンキFRB議長の動向に注目

【基調】
上昇も上値が重い

【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品市況
・7/16 米6月住宅着工件数、バーナンキFRB議長・議会証言、ベージュブック

【本文】
11日、オセアニア市場のオープン前に米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が「インフレ率と失業率に刺激策の必要性が示唆されている」「7.6%という現在の米失業率は、どちらかといえば、米労働市場の健全性を誇張している」などと述べたことを受けてユーロ/ドルは窓を開けて開始し、1.3205ドルまで一時値を伸ばしたが、その後は上値の重い展開が続いている。本日はバーナンキFRB議長が下院金融政策委員会で半期金融政策報告を行う予定となっている。この発言内容がユーロ/ドルの一段高、あるいは失速のきっかけとなり得るだろう。注目だ。

ただ、米経済指標に堅調さが見られる中のため、基本的にバーナンキ議長が6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で話した「年内のQE縮小、2014年半ばに中止」という軸はぶれておらず、米国の金融政策は「量的緩和(QE)縮小」方向を向いていると考えて良いだろう。つまり、11日の発言内容は加熱した「早期QE縮小期待」に対する牽制と考えられ、今回の議会証言では改めてQEの縮小に対して比較的前向きな姿勢を示すものとみる。そうなればドル買い優勢に転換すると考えられる。まずは昨日の安値1.3048ドル付近で下げ止まるかどうかがポイントだ。ここを下回ると、節目の1.30ドルを試す流れになる可能性がある。

もちろん、同議長がQE早期縮小観測を後退させるような発言をすれば、さらにドル売りが強まることもあるだろう。その場合は、11日高値1.3205ドルがまずターゲットとなる。

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