G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

7月12日(金)ユーロ/ドル

【通貨ペア】
ユーロ/ドル

【今日のトピック】
長い上ヒゲ陽線の解釈

【基調】
波乱含み

【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品市況
・7/12 ユーロ圏5月鉱工業生産、米6月生産者物価指数 、米7月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値
・7/12 ブラード米セントルイス連銀総裁講演、プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁講演

【本文】
7月11日にユーロ/ドルが描画した日足チャート(ロウソク足)は実体部が大きい(約120pips)大陽線であり、約3カ月ぶりの安値を付けた直後に出現している事から底打ち反転のサインとの判断が可能だ。ただ、上ヒゲが100pipsに及んでおり、一般的に上ヒゲ陽線は上値の重さを表し、投資家が上値追いに慎重になっている事を示しているとされる。したがって、反落のサインとする判断も可能だろう。

上昇・下落いずれの方向にも解釈が可能な足型だけに、現時点で判断を下すのは困難であり、この日の取引レンジ(1.2962〜1.3205ドル)をブレイクした方向へ動きが加速するとの見立てが正当化されよう。

もっとも、ファンダメンタルズの観点からは下方向へのブレイクの可能性が高いと考えられる。引き続き、金融政策の方向性はユーロ安・ドル高方向を示していると考えられるからだ。

欧州中銀(ECB)は、先週の定例理事会で、フォワードガイダンス(先行きの指針)を導入して、今後1年以上にわたり金融緩和を続ける方針を示している。一方で、米連邦準備制度理事会(FRB)は年内に量的緩和縮小に動く可能性が高いとしている。

7月11日のユーロ/ドルの上昇は、バーナンキFRB議長のハト派発言をきっかけに、これまで前のめり気味に進んだドル買いポジションが急速に巻き戻されたためと見られ、年内の米量的緩和の縮小観測が後退した訳ではない。今後、米量的緩和の縮小が現実味を帯びてくれば、年初来安値(1.2744ドル)を更新して下落する事になるだろう。

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