G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

7月5日(金)ドル/円

【通貨ペア】
ドル/円

【今日のトピック】
全世界が注目する米6月雇用統計

【基調】
上昇

【目先の注目材料】
・7/5 米6月雇用統計
・主要国株価、米国債利回り

【本文】
米6月雇用統計については、決して大げさではなく、世界中がその結果に注目する事になりそうだ。

6月FOMC後の会見で、バーナンキ米FRB議長が量的緩和を年内に縮小する考えを表明した事は、少なからず世界に衝撃を与えた。米国が異例の金融緩和からの出口を本格的に模索し始めた事で、インドやブラジルなどの新興国では資金流出懸念から株・債券・通貨のトリプル安商状となった。

さらに、米国の量的緩和縮小の影響は新興国だけにとどまらない。今月4日にはECB(欧州中銀)が、将来の金融政策の方向性を示すフォワードガイダンスを導入。ドラギ総裁は「金利は『長期にわたり』現行水準かそれを下回る水準になる」と発言して、これまでよりも金融緩和スタンスを強化した。同総裁は「為替レートはECBの政策目標ではない」とも述べているが、ドル高が進行する中での突然(とも思えるタイミングでの)の緩和スタンス強化は、一段のユーロ押し下げを通じて輸出振興を狙う側面があるとの憶測は免れないだろう。

ECBに先駆けてBOE(英中銀)もフォワードガイダンスの導入検討を示唆しており、欧・英ともに日銀が先陣を切った緩和競争に参戦表明する中、主要先進国の中では米国だけが緩和からの出口に向かっている事になる。

バーナンキFRB議長は、5月の議会証言で「『雇用情勢の改善』が続けば、今後数回のFOMCで量的緩和の縮小を検討する可能性がある」としただけに、6月雇用統計の結果次第では、早ければ9月にも量的緩和の縮小開始が宣言されるとの見方が強まり、為替市場でドルの「ひとり勝ち」状態となる可能性がある。新興国はトリプル安加速の不安を抱えながら、先進国は自国通貨安への期待を抱きながら6月雇用統計の発表を迎える事になるのかもしれない。

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