G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

5月31日(金)ユーロ/ドル

【通貨ペア】
ユーロ/ドル

【今日のトピック】
月末リバランスに伴うユーロ買い

【基調】
高値警戒

【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品市況
・5/31 米4月PCEデフレーター、米5月シカゴ購買部協会景気指数

【本文】
ユーロ/ドルは、昨日の海外市場で約3週間ぶりに1.30ドル台を回復して上昇した。テクニカル面では、中長期のトレンドを示す200日移動平均線(昨日時点:1.3025ドル)を上抜けて1.3043ドルでクローズしており、上昇転換のサインのようにも見える。

ただ、昨日の動きについては「やや弱い米経済指標」という支援材料(ドル売り)があったとは言え、特段のユーロ買い材料が見当たらない中での大幅上昇であり、これまでに積みあがったドル買いポジションを月末接近に伴い調整する動きが上昇を加速させたという面が強かったようだ。

月末最終日の本日は世界国債インデックス(WGBI)のリバランスのためのユーロ買い・ドル売りが出る可能性が指摘されており、さらに上値を伸ばす事も考えられるが、こうした動きはあくまでも一時的なものであり、長くは続かないだろう。

欧州中銀(ECB)は、来週6日の理事会で追加利下げ(預金金利をマイナスに、との観測もある)を検討する模様であり、一方の米連邦準備制度理事会(FRB)は数ヶ月以内に量的緩和第3段(QE3)の縮小に着手すると見られている。こうした金融政策の方向感の違いはユーロ安・ドル高期待を高めるものであり、月末リバランス要因が剥落する来週には下落に転じる可能性が高そうだ。目先的な上値追いは危険だと考える。

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