G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

3月11日(月)ユーロ/ドル

【通貨ペア】
ユーロ/ドル

【今日のトピック】
52週移動平均線割れが視野に

【基調】
軟調

【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格
・米、伊、西国債利回り

【本文】
米国の景気回復期待からドル高が進む中、ユーロ/ドルは先週8日に1.2955ドルまで下落して約3カ月ぶりの安値を示現した。3月1日付の当レポートで指摘したとおり、ユーロ/ドルは26週移動平均線、52週移動平均線を順に割り込むとその後中期的に下落基調が続く傾向が強い事から、その推移が注目されたが、昨日は52週移動平均線まであと50pips程度に迫った(既に、3月第1週にクローズベースで26週移動平均線を割り込んでいる)。

52週移動平均線(執筆時点:1.2897ドル)は、中期的な攻防の要とみる事も出来るだけに、心理的節目も重なる1.2900付近ではユーロに買戻しが入りやすいとみるが、今週のイベントを眺めるとこの水準を割り込む可能性も小さくなさそうだ。

米国では13日に2月小売売上高が発表予定である。8日の雇用統計に続いて個人消費の動向を端的に表す小売売上高も良好な結果となれば、米国景気の回復期待が高まりドル高(ユーロ安)に振れやすいだろう。なお、事前予想では前月比+0.5%(前回+0.1%)と堅調な伸びが見込まれている。

また、イタリアでは15日に先の総選挙後初の議会が召集され、連立内閣の樹立を目指す事になるが、キャスチングボードを握る「五つ星運動」のグリッロ党首は既存政党との協調を頑なに拒否しており、連立のメドは全く立っていない。直接的にユーロ安を引き起こす事はないにしても再選挙実施の可能性も否定できない状況から、ユーロの上値は重くなりそうだ。

今週のユーロ/ドルは1.2900ドルの攻防に注目が集まる事になろう。

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