G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

1月28日(月)豪ドル/円

【通貨ペア】
豪ドル/円

【今日のトピック】
ユーロ全面高のあおりで上値が重い豪ドル

【基調】
高値波乱

【目先の注目材料】
・1/28 米12月耐久財受注
・主要国株価、国際商品価格
・ユーロ/豪ドル相場

【本文】
前週末25日の豪ドル/円は、95.07円まで上昇して17日に付けた直近高値(95.00円)をわずかに更新したが、その後94.60円台まで反落するなど伸び悩んだ。NYダウがリーマンショック前の高値を更新するというリスク・オン相場にも関らず豪ドルが伸び悩んだ背景は、ユーロ全面高の影響が強く出たものと考えられる。

ユーロは、景況感の改善を示す経済指標が続出した事に加え、ECBが過去に実施したLTRO(3年物長期資金供給オペ)の返済予定額が予想以上に多かった事から全面高の様相となっている。LTROについては、債務危機対応策の一環として域内金融機関の資金繰り支援のために実施された経緯があるだけに、多くの金融機関が前倒しでの返済を決めた事が欧州債務懸念の後退を改めて印象付けた。

ユーロ全面高の流れに沿ってユーロ/豪ドル相場は24-25日の両日で2.5%以上も上昇しており、ユーロ/円を中心に円安が進んだにも関らず豪ドル/円が伸び悩んだ背景はこのユーロ高・豪ドル安の影響を強く受けたと言うほかなさそうだ。

今後の豪ドル/円の値動きについては、一段とユーロ高が進んだとしても上記の観点から豪ドルが連れ高しにくいと考えられる一方で、ユーロが反落する事になれば連れ安する可能性が高い点には注意が必要であろう。仮に、主要国株価が反落するなどのリスク・オフの展開となればユーロも豪ドルも下落する可能性が高く、その際にユーロ/豪ドルの下落が豪ドルをサポートする可能性は小さいと考えられるからだ。

豪ドル/円は、95円台前半での上値の重さを鑑みると短期的な下落調整リスクを警戒しておくべき局面だと思われる。

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