G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

11月16日(金)ドル/円

【通貨ペア】
ドル/円

【今日のトピック】
フライング気味の円安

【基調】
上昇一服

【目先の注目材料】
・安倍自民党総裁の発言
・主要国株価、国際商品価格
・11/16 米10月鉱工業生産

【本文】
昨日までの2日間でドル/円が2円も上昇するなど円安が進行している。野田首相による12/16解散発言を受けて強まった円安の流れを、次期首相就任が濃厚な安倍・自民党総裁が「無制限緩和」「マイナス金利」に言及した事で加速させた格好だ。

輸出企業の不振と燃料輸入増加に伴う貿易赤字の定着や、GDP比で200%を超える世界最悪の財政状況などから、中長期的な円安見通しに異論はなく、足元の動きが円安トレンドへの転換点となる可能性も否定はできない。ただ、以下にあげる点から、その可能性は低いのではないかと考えている。

(1)日本では安倍総裁の発言を「暴走気味」と捉える向きが多い点から見ても、円売りの主犯格は売るべき「円」を持たない海外短期筋である可能性が高い。であるならば、海外決算期末にあたる年末が近付くにつれて円買い戻しの動きが強まる可能性が高い事になる。

(2)米国では、減税措置の終了と強制歳出削減が重なる「財政の崖」問題に年内決着のメドが立っておらず、(リスク回避目的以外の積極的理由による)ドル買いが強まる環境ではない。

(3)米FRBがツイストオペが終了期限を迎える12月に追加緩和を検討している事から、ドル/円と相関性が高い米長期金利が上昇する可能性は低い。

以上の点から、足元のドル/円の上昇は反落の可能性を内包した危うい上昇であると感じており、中長期的な円安トレンドに入るのは、米「財政の崖」が回避されて、FRBの追加緩和観測に打ち止め感が出る(であろう)来年以降になると考えている。

なお、本日夕刻にも本邦衆議院が解散する運びとなっているため、安倍自民党総裁へのインタビューが試みられるであろう。同総裁の発言内容次第ではドル/円が一段高となる可能性もあるが、その場合には(1)の可能性がさらに高まるものと考えられよう。

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