G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

9月27日(木)ユーロ/ドル

【通貨ペア】
ユーロ/ドル

【今日のトピック】
スペイン情勢睨み

【基調】
下落だが波乱含み

【目先の注目材料】
・9/27 スペイン予算案発表、9/28 スペイン金融機関ストレステスト結果発表
・9/27 米8月耐久財受注、米新規失業保険申請件数
・主要国株価、国際商品価格

【本文】
足元の最大のユーロ売り材料は、スペイン情勢への懸念であろう。こうした中、本日は、スペイン政府が2013年度予算案を閣議承認する。同国は、欧州連合(EU)と約束した今年度の財政赤字削減目標(対GDP比6.3%)の達成が困難と見られており、来年度の目標(同4.5%)はなお一層難しい情勢だ。景気悪化により税収増が望めない以上、目標達成のためには歳出を削減するしかないが、国債利回りが高止まりする中では利払い費がかさみ、歳出削減は覚束ない。

これらの点を考慮すると、本日の予算案の承認や明日のスペイン金融機関に対するストレステスト結果(資本注入の必要額が判明)などを経て、同国政府が欧州救済基金に全面的な支援を要請する可能性を否定できない。支援要請を行えば、欧州中銀(ECB)による新国債買入れプログラム(OMT)が発動される事になり、同国国債利回りを押し下げる事になるからだ。

目先的なユーロ/ドル相場の方向性のカギはスペイン政府が握っていると言えるだろう。

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