G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

5月11日(金)カナダドル/円

【通貨ペア】
カナダドル/円

【今日のトピック】
2カ月連続の雇用大幅拡大は?

【基調】
軟調

【目先の注目材料】
・加4月雇用統計、米5月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値
・主要国株価、国際商品市況
・ギリシャの政局

【本文】
先月発表された3月のカナダ雇用者数は前月比で8.23万人の大幅増加となった。
人口が3億人を超える米国の非農業部門雇用者数が前月比10-20万人程度の増加である事を考えると、人口約3400万人のカナダにおける8万人の雇用者増は驚異的な伸びであると言えよう。
当然の結果として3月の失業率も3年3ヶ月ぶりの低水準となる7.2%に改善した。

本日発表予定の4月雇用統計では、先月の大幅増の反動から雇用者数が1.00万人の増加にとどまり、失業率は7.3%に上昇(悪化)すると予想されている。


カナダ中銀(BOC)は先月17日の理事会で、次の一手は利上げである事を示す声明を発表したが、5月に入り、ギリシャやフランスの選挙結果などを受けて欧州債務懸念が再燃した事から、利上げ期待はややしぼみつつある。こうした中で発表される今回の雇用統計が利上げ観測の強弱に与える影響という観点から、その結果が大いに注目される。

予想を覆す強い結果となれば、利上げ観測は一段と高まると見られ、カナダドル/円は反発に向かうと考えられるが、予想よりも弱い結果となれば、足元で広がる欧州債務懸念の影響とあいまって利上げ観測が後退し、カナダドル/円の弱含み傾向が続くと見られる。

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