G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

3月23日(金)ユーロ/円

【通貨ペア】
ユーロ/円

【今日のトピック】
20日移動平均線の攻防

【基調】
調整

【目先の注目材料】
・3/23 米2月新築住宅販売件数、バーナンキ米FRB議長講演
・主要国株価、ユーロ圏諸国国債利回り、ドル/円相場、ユーロ/ドル相場

【本文】
ユーロ/円は21日に、昨年10月31日以来の高値となる111.42円を示現したが、昨日には108.50円まで反落して20日移動平均線にタッチした。
2月以降の上昇局面では、この20日移動平均線を引け値ベースでは一度も割り込まず強力な下値支持線となっていただけに、目先の相場展開を占う意味からも20日移動平均線の攻防が注目される。
足元のユーロの反落は、スペインの財政懸念と中国及び欧州の景気減速懸念によるものであり、本日も欧州の債券市場と株式市場の動向が重要なカギを握る事になろう。中でも、債券市場の動向には注意が必要だ。
昨日、スペイン10年債利回りは一時5.50%を超えて、独10年債との利回り格差は3.6%程度に拡大しており、「危険水域」とされる4%の格差に近づいた。本日もこうした流れが続くようだと、ユーロ/円が20日移動平均線(本日時点、108.57円)を下抜ける可能性が高まる事になり、来週以降も弱含む展開となりそうだ。
ただ、足元のスペイン国債利回りの上昇は季節要因にあるとも考えられる。四半期末が近づく中では、新規の債券投資は手控えられる傾向にあり、買い手の減少が国債価格の下落(利回り上昇)につながった可能性もある。
本日の欧州債券市場で、利回り上昇に歯止めがかかるようだと、ユーロ/円は20日移動平均線を割り込むことなく、来週以降の反発に期待をつなぐ事になろう。

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