G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

2月17日(金)ドル/円

【通貨ペア】
ドル/円

【今日のトピック】
80円に乗せられるか

【基調】
上昇

【目先の注目材料】
・2/17 米1月消費者物価指数
・2/20 本邦1月通関ベース貿易収支
・米国債利回り

【本文】
2月に入り、ドル/円の堅調推移が続いている背景として、@日本の経常収支の悪化、A日銀による予想外の追加金融緩和、B米国の景気回復期待、が挙げられる。@、Aは円売り材料として、Bがドル買い材料として意識された結果、ドル/円に上昇圧力がかかっていると考えられる。@については、2011年に31年ぶりの貿易赤字を計上した事から、経常黒字は4割以上減少。製造業の海外移転が進む中で、今後も貿易赤字が定着するとの見方が浮上している。Aについては、米FRBが、ゼロ金利の時間軸を延長した直後というタイミングで追加緩和に踏み切った事から、日銀の円高阻止に向けた「本気度」が意識されている。Bについては、1月雇用統計の強さに代表されるように経済指標の好結果が続いている事を受けて、米国景気に回復期待が台頭するとともに、量的緩和第3弾・QE3観測が大きく後退した結果、長期金利が上昇。足元で、日米金利差は拡大傾向となっている。
当面は、こうした見方が急速に反転しない限り、ドル高・円安基調が続く可能性が高いと見ておくべきであろう。
本日の米国市場では、1月消費者物価指数が発表される。事前予想では、ガソリン価格の上昇などを背景に、前月比+0.3%と4ヶ月ぶりの高い伸びが見込まれている。米国景気に回復期待が台頭し始めた中でのインフレ率の上昇は、長期金利の上昇要因となり、ドル高材料になる可能性がある。
また、週明け20日には、本邦1月通関ベース貿易収支が発表される。事前予想では1兆4541億円の赤字が見込まれており、過去最大の赤字を計上する公算だ。上記@が意識されている中での貿易赤字の拡大は、円安材料となる可能性がある。
こうした材料面からも、ドル高・円安を後押しする可能性があり、ドル/円は昨年10月31日の大規模介入でつけた79.53円や心理的節目の80.00円を目指す展開が予想される。

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