G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

1月10日(火)ドル/スイスフラン

【通貨ペア】
ドル/スイスフラン

【今日のトピック】
スイス中銀総裁辞任で防衛ライン維持が試される

【基調】
堅調、ただし目先は天井の可能性も

【目先の注目材料】
・ユーロ/スイス相場
・次期スイス中銀総裁選任

【本文】
先週スイスでは、昨年9月のスイス中銀による「ユーロ/スイスフラン相場での1.20スイスフランの防衛ライン」発表前に、ヒルデブランド総裁夫人が為替取引で利益を上げた事が報じられ、中銀総裁の辞任観測が浮上した。5日の総裁会見では辞任しない方針が伝えられたものの、9日に入り、総裁は辞任を表明した。総裁会見のわずか4日後の辞任であり、市場ではやや意外感を持って受け止められた。

発表直後の市場では、総裁辞任によりスイスフラン高防衛が難しくなるとの見方から、ユーロ/スイス相場では30ポイント以上急落して1.2108フラン前後まで下落。その後の戻りも鈍く、本日朝方には再び1.2108フラン付近まで下落した。目先はスイス中銀の介入姿勢を試すフラン高が進行する可能性が出てきた。

昨日はドル/スイスフラン相場においてもスイスフラン高が進み、発表直後は30ポイント以上下落して0.9490フランまで急落した他、日足チャート上でも前営業日の陽線を被せる陰線が出現しており、目先の天井を付けた可能性がある。ユーロ/スイスが1.20スイスフランの防衛ラインを割り込むようだと、スイスフラン先高観が強まり、ドル/スイスでもスイスフラン高の展開が予想される。短期的には20日移動平均線(本稿執筆時点では0.9412フラン)を割り込むと、ボリンジャーバンド2シグマ下限(同、0.9267フラン)が次なる目標値として挙げられる。

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