G.COMデイリーレポート

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11月20日(木)ドル/円

【今日のトピック】
金融市場に不穏な空気再び......。

【基調】
やや軟調

【目先の注目材料】
・日米株価
・米議会での米自動車業界支援策の審議動向

【本文】
11月14日号「大事は小事から起きる。」で述べたように、米議会において自動車業界支援策の年内通過が微妙な情勢となっていることが、大事に発展する様相を見せている。

先週末の金融サミットをこなした今週の取引では、やや手掛かり材料に乏しく、株安、円高基調ながら、値動きは小幅に留まっていたが、米自動車ビッグスリーの経営責任者が18日に議会で経営危機に瀕していることを認め、政府に支援を嘆願。日に日に米自動車業界の窮状が明らかになるにつれ、同業界が実質上救済不能の状態にあるとの認識が強まり、昨日の米ダウ平均はとうとう再び大幅に下落し、終値として5年半ぶりに8000ドルの大台を割り込んだ。外国為替市場ではリスク回避志向の強まりから、円が各通貨に対して上昇した。

米・民主党は250億ドルの自動車業界救済策を提示しているが、9月末時点のGMの負債額は約450億ドル、フォードは約260億ドル。そして今年の1月から9月にかけてGMの手元資金は約110億ドル、フォードは160億ドル減少しており、年内は上院で過半数を占める共和党が、「破たんを先延ばしにしているだけだ」として救済策に反対するのもうなずける。

米自動車業界が破たんすれば、世界のマーケットに与える衝撃は、リーマンショックの比ではあるまい。そして、その危機はすぐ近くまで迫っている。本日の米国株式市場の推移に目が離せない。

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