G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

12月19日(月)ユーロ/円

【通貨ペア】
ユーロ/円

【今日のトピック】
視野に入る年初来安値

【基調】
下落

【目先の注目材料】
・ユーロ圏諸国の格下げ懸念
・主要国株価、国際商品価格、欧州主要国の国債利回り
・12/19 ユーロ圏財務相会合、ドラギECB総裁議会証言

【本文】
ユーロ/円は101.00円台では底堅さを見せつつも、102.00円近くでは上値の重い状態が続いている。目先のユーロの鍵を握るのは、格付け会社によるユーロ圏諸国の格付けに対する見方と、ユーロ圏の協調行動の行方だ。

先週末、格付け会社フィッチがユーロ圏6カ国の格付け見通しをネガティブに修正したが、市場は他の格付け会社がどのような見解を示すかについて固唾をのんで見守っているような状態だ。特にS&Pがどのような見解を示すかに対する関心は強い。実際にいつ発表されるかは不明のため、常に報道には気をつけておきたいところだ。

また、欧州では今夜、緊急にユーロ圏の財務相が電話会合を行う運びとなった。ここでは、国際通貨基金(IMF)への2000億ユーロの拠出や、12月9日にEU27カ国中26カ国で合意した財政協定についての協議を行う見通しになっている。この場で話しあわれた内容、もしくはそれについての観測報道などはこれからユーロの手掛かり材料となってくるだろう。また、24時30分から欧州中銀(ECB)のドラギ総裁が欧州議会で証言を行うことから、彼の発言内容にも注目が集まる。

シカゴの通貨先物のポジション動向を見ると、かなりユーロの売りポジションが積み上がっており、これらが解消に動けば大きなユーロの上昇圧力となる。しかし、足元の「ユーロの弱材料により反応しやすい」地合いが続けば、上述の材料のマイナス面を示すものに着目して一段とユーロが売られる可能性は低くないだろう。それによって101.00円を割り込めば、年初来安値100.74円を下回ることは十分あり得るとみる。

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