G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

12月2日(金)ユーロドル

【通貨ペア】
ユーロ/ドル

【今日のトピック】
米雇用統計が良好ならユーロ上昇か

【基調】
下げ一服

【目先の注目材料】
・主要国株価、原油価格、欧州国債市況
・12/2米11月雇用統計

【本文】
本日の最大の注目イベントは米11月雇用統計だ。先行指標である11月ADP全国雇用者数は前月比20.6万人増と、今年3月以来となる20万人台の増加幅となった。また新規失業保険申請件数も週毎の変動を均すために算出した4週移動平均が雇用増加の分岐点とされる40万件を割り込んで今年4月以来の低水準となっており、本日の雇用統計の非農業部門雇用者数にも予想(12.5万人増)以上の増加幅が期待される。

ただ、今回は、予想を上回る好結果にはドル買いよりもユーロ買いの反応が強く出る可能性が高そうだ。そもそも、米国の雇用統計が注目を集めるのは、FRBが他国の中央銀行と違い「完全雇用」を政策目標に掲げており、労働市場を睨んで金融政策をコントロールするという一面があるからだ。本来であれば、雇用統計の改善は引き締め期待につながるが、現局面ではFRBは2013年までゼロ金利を続けると明言しているため、多少雇用統計の結果が良くても引き締め観測にはつながりにくい。つまり、米雇用統計が良好な結果となった場合でも、金利上昇を伴った積極的なドル高は望みにくいためむしろ、リスク選好ムードが広がり、株高・ユーロ高という反応のほうが強く出ると予想される。
ユーロ/ドルは足元のレジスタンスラインとなっている20日移動平均線(執筆時点:1.3502ドル)や11/30高値1.3533ドルを上抜ければ、一段高が見込まれる。

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