G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

11月4日(金)ドル/円

【通貨ペア】
ドル/円

【今日のトピック】
雇用統計に注目

【基調】
上値切り下げ

【目先の注目材料】
・11/4 米10月雇用統計、G20首脳会議
・ギリシャ情勢
・主要国株価、国際商品価格、米国債利回り

【本文】
2日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、現状の金融緩和政策に対する反対票が取り下げられたばかりか、エバンス・シカゴ連銀総裁はさらなる追加緩和を主張していた事が明らかになった。
また、バーナンキFRB議長は「経済見通しには著しい下方リスクが存在する」と述べた上で「モーゲージ担保証券(MBS)の購入は実行可能な選択肢だ。状況が適切であれば、もちろん選択肢として検討する」と述べた。
これらは、市場との対話を重視するFRBが追加緩和の実施を市場に織り込ませるよう動き始めたものと解釈できる。
昨年11月の量的緩和第2弾(QE2)導入当時のドル/円相場を振り返って見ると、QE2発表の2日前に80.24円の安値を付けており、実際の導入後はむしろドル高・円安に振れた。これは、米国の追加緩和が「観測」である間がドル/円が最も下げやすい時期である事を示唆していると言えよう。
本日発表される米10月雇用統計が悪化する事になれば、「完全雇用」を責務のひとつとする米FRBが追加緩和に踏み込むとの「観測」が強まりそうだ。事前予想では、10月の非農業部門雇用者数は9.5万人増と9月の10.3万人増から増加幅が縮小すると見込まれている。仮に予想を覆して上振れた場合でも、失業率を押し下げるために必要とされる20万人増程度まで拡大しなければ、FRBが示唆した追加緩和への「観測」を払拭することは考えにくい。一方で、予想を下回る事になれば、悪化の程度にもよるが次回FOMC(12月13日)での追加緩和を織り込む動きにつながる可能性があり、ドル/円に下押し圧力がかかる事になるだろう。

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