G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

7月15日(金)ドル/円

【通貨ペア】
ドル/円

【今日のトピック】
物価と先行き見通しに注目

【基調】
方向感模索

【目先の注目材料】
・7/15米6月消費者物価指数、米7月ニューヨーク連銀製造業景気指数、
米6月鉱工業生産・設備稼働率、米7月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値
・主要国株価、国際商品価格、米国債利回り、米債務上限引き上げ協議の行方
・欧州でのストレステストの結果公表

【本文】
バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は13日と14日の両日、上下下院で議会証言を行い、13日は「経済が減速しインフレが鈍化すれば、一段の金融緩和に踏み切る用意がある」と発言し、市場では量的緩和第3弾(QE3)導入期待が膨らんだ。しかし、14日の証言では、景気が失速すれば緩和に踏み切るが、現在は量的緩和第2弾(QE2)実施時よりもインフレ率が高水準にある事を理由に、現時点では緩和策を取る用意はしていない事が伝えられ、追加金融緩和期待は後退した。

連日の議長発言を見ると、米FRBは金融緩和と共に、金融引き締めも意識している様子である。ただ、次の一手として、どちらを選ぶかは今後の経済指標次第であり、その手掛かりとなるインフレ動向や経済先行きを見る上で、本日発表が予定されている米経済指標には注目が集まりそうだ。

その中でも、今回は米6月消費者物価指数に注目したい。市場予想ではコア前年比が+1.6%となっており、昨年11月のQE2導入時(2011年11月のCPIコア:前年比+0.8%)よりもほぼ倍の伸び率が見込まれている。仮に予想以上の伸び率を示す場合、インフレが加速している事が示され、追加量的緩和期待の後退することになりそうだ。その場合は米国債が下落(=米国債利回りが上昇)し、ドル/円には上昇圧力がかかる事が予想される。

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