G.COMデイリーレポート

7月4日(月)豪ドル/円

【通貨ペア】
豪ドル/円

【今日のトピック】
RBA声明がカギに

【基調】
上昇一服

【目先の注目材料】
・7/5 豪5月貿易収支、RBA・キャッシュターゲット
・主要国株価、国際商品価格

【本文】
先週、豪ドル/円相場は28日に100日移動平均線を上抜け、さらに30日には50日移動平均線を明確に上抜けた事で、1日には87.22円まで上値を伸ばした。その後、本日発表された5月小売売上高の悪化を受けて、86円台に反落しているものの、引き続き50日移動平均線(本日時点では86.23円)は上回っており、上昇基調は維持している。

明日5日には、豪準備銀行(RBA)が政策金利であるキャッシュターゲットと声明文を発表する。今回は現行4.75%の政策金利に変更は無いと見られており、声明文の内容に注目が集まる。

前回の声明では、「緩やかに引き締め的な金融政策スタンスは依然として適切」「今後の会合で、経済成長とインフレの動向を引き続き注意深く評価していく」としており、利上げスタンスは維持しつつも、あくまでも経済成長率やインフレ率次第であり、利上げを急いでいない事を示唆した。その後発表された5月雇用統計は新規雇用者数が0.78万人増にとどまる冴えない結果となり、5月小売売上高は前月比で予想外に減少(-0.6%)するなど、豪経済が勢いを失いつつあるようにも見える。こうした中、明日の声明ではRBAは利上げを急がない姿勢を改めて示すと見られており、前回と同様の声明文となれば、手掛かり材料とはなりにくいだろう。その場合、豪ドル/円相場が前述の50日移動平均線を下回ることなく推移出来るかどうかが、今後の方向性のカギを握る事になる。ただ、もし、RBA声明で「中期的には全体の成長はトレンドかそれ以上となる可能性が高い」とした前回声明の経済見通しを後退させるようだと、利上げ観測は一段と後退する事になり、豪ドル/円は下落を免れないだろう。

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