G.COMデイリーレポート

6月30日(木)ユーロ/ドル

【通貨ペア】
ユーロ/ドル

【今日のトピック】
ギリシャとECB利上げ観測を追う両面作戦の様相

【基調】
方向感模索中

【目先の注目材料】
・ギリシャ債務問題の動向
・6/30 ユーロ圏6月消費者物価指数・速報値
・6/30 米新規失業保険申請件数、6月シカゴ購買部協会景気指数
・主要国株価、国際商品価格、米国債利回り

【本文】
昨日、ギリシャ議会では緊縮財政案が賛成155、反対138で可決され、市場では同国のデフォルト懸念が後退した。とはいえギリシャの目先の債務問題について、7月15日のギリシャ国債の償還を前に、欧州連合(EU)・国際通貨基金(IMF)からの第5次融資120億ユーロを受け取るまで、依然として予断を許さない状況である。

本日、ギリシャで予定されている緊縮案の関連法案の採決について、市場では昨日の投票結果を理由に、本日の法案も可決されるとの見方が強い。仮に可決されれば、市場ではギリシャが目先のデフォルトを回避できるとの見方が強まり、ユーロは底堅く推移しそうだ。ただし、万一否決される場合、ギリシャのデフォルトが現実味を帯びることで、ユーロには大きく売られる可能性も否定できない。

また本日、ユーロ圏では6月消費者物価指数・速報値の発表が予定されており、事前予想では前年比+2.8%となっている。今週に入りトリシェECB総裁やシュタルクECB専務理事からタカ派的な発言が相次いだ事や、6月下旬に入り一時90ドルを割った原油相場が29日には一時95ドル台まで回復したことから、仮にインフレ率が一段の上昇となれば、市場では確実と見られている次回7月7日のECB理事会での利上げ観測に加えて、8月以降の追加利上げを織り込む動きも予想され、ユーロ/ドルに上昇圧力がかかる可能性もある。

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