G.COMデイリーレポート

6月2日(木)ドル/円

【通貨ペア】
ドル/円

【今日のトピック】
上値が重い中、80.60円レベルの底堅さが試される

【基調】
レンジながらも上値は重い

【目先の注目材料】
・米 新規失業保険申請件数(2日)、5月雇用統計(3日)
・主要国株価、国際商品価格、米国債利回り
・日本の政局不安

【本文】
5月に入り発表された米経済指標を見ると、新規失業保険申請件数の40万件台乗せが定着しているのを始め、今月1日に発表された米5月ADP全国雇用者数は市場予想を大きく下回り、米5月ISM製造業景況指数の雇用指数も低下するなど、市場では米5月雇用統計の悪化が懸念され、リスクを回避する動きが強まった。

また、今回のADP全国雇用者数の発表を受け、複数の金融機関が明日3日に発表を控えている米5月雇用統計の非農業部門雇用者数の予想数値の引き下げを発表した。市場では今回の雇用統計について、非農業部門雇用者数の伸びが鈍化するとの見方が強まっており、現在の地合いでは悪材料に反応しやすいと見られる。

本日発表が予定されている米新規失業保険申請件数について、市場予想は41.7万件と前回(42.4万件)より減少すると見られているものの、依然として40万件の大台を超えての推移が予想されている。今回の件数が前回よりも増加するようだと、明日の米5月雇用統計に対して悲観的な見方が一段と強まり、ドル/円は80.65円(6/1安値)が位置する80.60円台割れを試す動きが予想される。なおこのレベルは5月27日以降、下値として機能しており、相場に勢いがないと、同レベルを割り込むのは容易ではないと見る。ただし、80.60円台を割り込む場合、相場はサポートライン下抜けにより下値を試す動きが強まる事が予想され、80.00円の大台割れを試す動きへとつながる可能性もある。

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