G.COMデイリーレポート

4月14日(木)ユーロ/円

【通貨ペア】
ユーロ/円

【今日のトピック】
金利先高観が根強い中、欧州のソブリンリスクが再浮上

【基調】
じり安

【目先の注目材料】
・欧州重債務国に対する財政不安
・4/14 米新規失業保険申請件数
・先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)
・日本の震災・原発問題、中東・北アフリカ情勢
・主要国株価、原油価格
・ユーロ/ドル相場、ドル/円相場

【本文】
4月7日、欧州中銀(ECB)は約3年ぶりとなる利上げに踏み切った。その後のトリシェECB総裁の会見では、インフレを引き続き警戒する姿勢を示したことや、その後原油価格が上昇したことも重なると、市場では早ければ6月から7月にかけてECBが追加利上げに動くとの観測が浮上。ユーロ/円は今月11日に一時123.33円まで上昇した。

しかし昨日13日、格付け会社S&Pの幹部が「ギリシャのソブリン債再編があれば、50-70%の債務減免が必要な可能性がある」との見方を示したことを独紙が伝えたのを始め、欧州連合(EU)筋やショイブレ独財務相もギリシャの債務再編について言及したことが手掛かりとなり、市場ではギリシャの10年債利回りが過去最高水準に上昇するなど、欧州のソブリンリスクが再び意識された。ただ欧州のソブリン問題自体に目新しさはなく、現状では債務不安がスペインやイタリアへと波及しない限り、大きくユーロを売る材料とはなりにくいと見られる。それでも、3月18日以降の上昇によりユーロ/円は高値警戒感が出ていただけに、調整局面入りを促す材料となる可能性はある。

テクニカル面からユーロ/円を見ると、下値模索の動きが強まった場合、まずは120円の大台を巡る攻防に注目したい。4月5日に引値でも120円の大台に乗せて以降は下値支持として機能しており、今月12日の下落においても、下値は120.14円までとなり反発した。仮に120円の大台を割り込むようだと、相場は一段安となる可能性があり、118.27円(14日執筆時点での20日線)や、116円の節目(先月29日に突破するまで、昨年5月以降は抵抗として機能していた)が試されよう。

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