G.COMデイリーレポート

3月14日(月)ドル/円

【通貨ペア】
ドル/円

【今日のトピック】
本邦震災被害を欧米勢はどうみるか

【基調】
方向感定まらず乱高下も

【目先の注目材料】
・東日本巨大地震
・中東・北アフリカでの政情不安
・主要国株価、原油価格

【本文】
東日本巨大地震の被害が想定以上に甚大であることが週末に明らかになったことで、本日早朝のドル/円は一時リスク回避目的の円の買い戻しが先行し、80.60円まで急落した。ただし、80円台では政府・日銀による円売り介入への警戒感もあり、反発。さらに、日銀が計15兆円に上る緊急の資金供給を即日実施したことで急速に値を戻し、82円台を回復した。東京市場ではその後おおむね82円台前半で推移したが、今後の欧米市場では震災関連被害を手掛かりに再び大きく値が動く可能性がある。

問題は相場の方向だが、日本の震災被害を受けて今後の財政赤字が膨らむ可能性を意識して円売りが先行することも考えられる一方、東京市場中に格付け会社ムーディーズが「阪神・淡路大震災の時のように円高が進む可能性がある」との見方を示しており、これを受けて欧米勢が円買いで参入する可能性もある。さらに、本邦保険会社が保険料支払いに備えて海外資産の売却に動けば、これもやはり円高要因になるだろう。また、中東・北アフリカ情勢についても、リビアやバーレーンの反政府運動が激化する様子を見せており、この点のリスクが意識されれば、ドルの売り要因視される可能性もある。

ただ、ドル/円が下値を目指した場合、80円台では円売り介入への思惑から一定の底堅さを見せる公算は大きそうだ。

バックナンバー

●当社提供のレポート類について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

米雇用統計特別企画

業界最狭水準スプレッド

魅惑の通貨ペア、トルコリラ円

スワップポイント一覧

ポンド/円トレードを斬る

FXブログ