G.COMデイリーレポート

3月9日(水)NZドル/円

【通貨ペア】
NZドル/円

【今日のトピック】
RBNZ声明がポイントに

【基調】
下値を模索

【目先の注目材料】
・中東・北アフリカの政情不安
・3/10 RBNZオフィシャル・キャッシュレート
・主要国株価、原油価格

【本文】
NZドル/円は軟調に推移しており、2月22日から3月7日にかけて63円台後半から60.33円まで値を下げた。背景にあるのは、22日にニュージーランド(以下、NZ)で発生した大地震によって一旦NZ経済が下押すとの見方が広がったことや、それを受けてNZのでオフィシャル・キャッシュレート(政策金利)の引き下げ観測が浮上したこと、中東・北アフリカ情勢の緊迫化でクロス円がおおむね軟調だったことなどがる。昨日8日のNZドル/円は反発したが、場合によってはもう一段安もあるだろう。

10日早朝にはNZ中銀(RBNZ)が政策金利を発表するが、市場の事前予想は「据え置き」「0.25%引き下げ」「0.50%の引き下げ」の3つに分かれており、こうした思惑が交錯する中では、いずれの決定がなされても発表直後は乱高下する公算が大きいとみる。しかし、当初0.25%の利下げ観測が出た時点でNZドルがかなり売り込まれたことを考えると、据え置きの場合はNZドル買いが優勢となる一方、0.50%の利下げだった場合はNZドル売りが先行するものと予想する。

ただ、発表直後の動きが一服した後の相場の方向感を決めるのは、同時発表のRBNZ声明内容になりそうだ。今回の決定内容如何に関わらず、声明によって追加利下げの可能性が示唆されれば、NZドル/円は7日につけた安値60.33円付近、あるいはそれ以上にNZドル安が進むこともあり得るだろう。他方、国際的にインフレが懸念される中、震災被害に配慮した利下げを行うことは理に適わないとする声もあり、声明では一旦態度を保留する姿勢が示される可能性もある。そうした場合、61.00円を挟んだ水準で方向感を模索する展開になるとみる。

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