G.COMデイリーレポート

1月24日(月)豪ドル/円

【今日のトピック】
利上げ余地拡大

【基調】
押し目待ち

【目先の注目材料】
・1/25 豪第4四半期消費者物価指数 
・主要国株価、国際商品市況、ドル/円相場、豪ドル/米ドル相場

【本文】
ユーロ圏や英国では、足元で消費者物価が上昇しており、近い将来、インフレ抑制のために利上げに踏み切らざるを得ないとの見方が台頭している。エネルギーや食品価格の上昇が新興国だけでなく先進国のインフレ・リスクを高め始めているようだ。
こうした中、明日25日、豪州では第4四半期の消費者物価指数(CPI)が発表される。通常、CPIは金融政策の変更に大きな影響を及ぼすため為替市場でも注目されるが、豪州北東部を襲った洪水の被害の大きさから豪中銀(RBA)による2月の利上げを予想する声は皆無である。
今回のCPIが多少上ブレたとしても2月の利上げ観測は高まる事はなさそうだ。その意味では、目先的に豪ドル/円は上値が重い展開が予想される。

もっとも、記録的な大雨はピークを超えたと見られる中、早くも食品価格の上昇などから物価に押し上げ圧力が働き始めている点には注意が必要であろう。
最も洪水被害が大きかったクイーンズランド州の果物・野菜生産は金額ベースで国内の3割近くを占めるとされ、その多くが水没したためだ。

また、やや不謹慎ではあるが、洪水被害の大きさ=復興需要の大きさとも言え、これに上記のインフレ圧力が加われば現在、あと1%程度とされている利上げ余地は、今後さらに拡大する可能性があり、中期的な豪ドルの押し上げ要因となる事が予想される。

最近の豪ドル/円相場は、着実に上値・下値ともに切り下げており、やや下向きの圧力が感じられる。そのため、もしCPIが予想を下回れば下げが加速する可能性もあるが、中期的な観点からこうした押し目を拾っていきたいところである。

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