G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

10月23日(木)ポンド/円

【今日のトピック】
ほぼ8年ぶり160円台割れ

【基調】
非常に弱い

【目先の注目材料】
・世界金融危機
・英国経済の先行き懸念
・英国の金利先安観
・主要国株価
・ドル/円相場、ユーロ/円相場

【本文】
ポンド/円相場はユーロ/円相場と連動性が非常に高い。今週の取引では、ユーロ/円相場は最大11%(約15円)下落し、今日夕方に2002年12月以来の安値123.35円を記録し、ポンド/円相場も最大12%(約22円)下落し、今日夕方に2000年11月以来の安値156.97円を記録している。

英国でもユーロ圏と同様、景気減速懸念が強まっており、IMF(国際通貨基金)は今月8日に発表した世界経済見通しで、英国経済のGDP(国内総生産)が、2007年の3.0%から、2008年は1.9%、2009年は−0.1%になると予想。英国立経済社会研究所(NIESR)は昨日、2009年のGDPは−0.9%になるとの見通しを示し、1991年以来のリセッション(景気後退、マイナス成長)に陥り、主要先進7カ国で最低の成長率になるとの見解を示した。
英国中銀のキング総裁も21日、「これまでに起きた事柄の重要性と深刻さは、どれほど誇張しても誇張しすぎることはない。第1次世界大戦以来、われわれの金融システムがこれほど崩壊に近づいたことはない」と述べ、極めて厳しい現状認識を示した。

市場では、英国中銀が今月に続き、来月も政策金利を0.5%引き下げ、4.0%になるとの観測が強まっている。来年の英国経済がマイナス成長に陥る公算が高まっていることから、英国中銀は来年にかけて利下げを継続する可能性が高いとみられており、来年6月までに2.0−2.5%程度まで引き下げられるとの見方もでている。

英国の金利先安観が強まっていることに加え、主要国の株価の下落圧力が再び増していることから、ポンド/円相場は当面下落リスクの高い状況が続きそうだ。

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