G.COMデイリーレポート

12月9日(木)ドル/円

【今日のトピック】
米長期金利上昇後の新規失業保険申請件数の行方が意識される

【基調】
反発

【目先の注目材料】
・12/9 米新規失業保険申請件数、米30年債入札
・12/10 米12月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値
・主要国株価、国際商品価格、米長期金利

【本文】
オバマ大統領が減税措置の2年間延長を提案したことがきっかけとなり、市場では米長期金利が急上昇した。これにつれてドルが主要通貨に対して買われ、ドル/円も12月8日には84.29円まで上昇し、11月29日高値(84.41円)に迫る場面が見られた。

米長期金利の上昇について、一部では減税措置の延長による財政赤字の拡大懸念から、今回の金利上昇はいわゆる「悪い金利上昇」であるとの意見が出ている。ただNYダウ平均が今年に入っての高値圏を維持していることから、株式市場では必ずしも金利上昇による財政悪化懸念を織り込んでいるとは言えず、むしろ減税措置の延長が好感されて、株価は底堅く推移している様子である。

本日米国では新規失業保険申請件数の発表が予定されている。先週発表された米11月雇用統計では市場が想像するよりも雇用の増加が低調であることが示され、ドルが売られた。ただ10月以降同件数の4週移動平均は減少傾向が続いていることから、もし同件数が今週も事前予想(42.5万件)や前回(43.6万件)を下回るようだと、市場では減税継続と相まって、米国の景気回復に対して楽観的な見方へとつながり、ドル買いが強まる可能性がある。その場合ドル/円は再び84.41円(11月29日高値)を試す展開が予想される。一方で件数が増加する場合、市場では米雇用の伸びの停滞が意識されると共に長期金利が低下し、ドル/円は下値を試す動きとなることが予想される。

バックナンバー

●当社提供のレポート類について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

米雇用統計特別企画

業界最狭水準スプレッド

魅惑の通貨ペア、トルコリラ円

スワップポイント一覧

ポンド/円トレードを斬る

FXブログ