G.COMデイリーレポート

11月4日(木)ユーロ/ドル

【今日のトピック】
トリシェECB総裁会見が注目される

【基調】
攻防の分岐点

【目先の注目材料】
・11/4 ECB理事会、トリシェECB総裁会見
     米新規失業保険申請件数
・11/5 米10月雇用統計
・主要国株価、米国債利回り

【本文】
本日ユーロ圏では欧州中銀(ECB)理事会とトリシェECB総裁の会見が予定されており、ユーロ相場を見る上で注目が集まりそうである。事前予想ではECB理事会については金利据え置きがコンセンサスとなっており、市場の関心はその後に予定されている総裁会見に集まっている。

先月7日の総裁会見では「無制限の資金供給は依然必要と判断」などと述べたことが材料となり、それまで1.40台に乗せ8カ月ぶり高値水準に位置していたユーロ/ドルは急速に反落した。

今回の総裁会見について、今後の金利や経済見通しについて強気な見通しを示す可能性もないとは言えない。今月3日にはノボトニー・オーストリア中銀総裁が「金利は再び上昇する見通し」と述べ、先月28日にはシュタルクECB専務理事が「ECBは非標準的措置を段階的に解除するプロセスにある」と発言しており、米連邦準備制度理事会(FRB)が追加金融緩和を決定する中でECBは金融引き締めを模索している段階であり、金利格差からドル売り・ユーロ買いとなりやすい状況である。もし総裁がタカ派的な発言を伝えた場合、ユーロ/ドルは1.42ドルの節目を突破し、一段の上昇となることが予想される。

一方でドイツとアイルランドの国債スプレッドが過去最大に達するなど、欧州国内での体力格差が目立つことから、市場ではタカ派的意見は出にくいとの意見が多くなっている。その中で先月のような金利や経済に対して弱気な見方が伝えられた場合、ユーロ/ドルは折しも昨日3日に約3週間ぶり高値水準となるなど、先月に続き高値警戒感が出ていることから、発表後は売りが優勢となる可能性がある。

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