G.COMデイリーレポート

10月28日(木)ユーロ/ドル

【今日のトピック】
ドル買い戻しに注意

【基調】
波乱、場合によっては下値模索も

【目先の注目材料】
・10/28 米新規失業保険申請件数
・10/29 米第3四半期GDP・速報値、10月シカゴ購買部協会景気指数
・主要国株価、国際商品市況

【本文】
今週に入り市場では米国の追加金融緩和観測に左右される展開が続いている。27日には米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が「米連邦準備制度理事会(FRB)が11月に、数カ月で数千億ドル規模の国債買い入れ計画を発表する公算が大きい」と伝えたことにより、購入規模についてそれまで市場で噂された米大手銀によるレポートでは、1兆ドルから2兆ドルと大規模なものになるとの観測が強まる中、FRBの追加緩和規模はそれよりも小さくとなるとの見方が強まった。これを受け、それまでの緩和期待からくるドル売りの流れからドルが主要通貨に対して買いされると、ユーロ/ドルが下落する場面が見られた。

本日米国では新規失業保険申請件数の発表が予定されている。今回の事前予想は45.5万件と前回(45.2万件)とほぼ同じとなっている。仮に事前予想よりも減少し、米国の雇用回復が進んでいることが示された場合、米経済は市場が想像したよりも悪化してはいないとの見方が増えそうだ。その際に大規模な追加金融緩和は行われないとの観測が強まれば、ドルの買い戻しが進みユーロ/ドルは弱含むと見られる。一方で雇用の悪化が示され、やはり大規模な緩和策が求められる状況においては、ユーロ/ドルは反発の余地もありそうだ。

またユーロ/ドルはテクニカル面では1.4161ドル(10月15日高値)を付けて以降、値動きに荒さが見られる展開が続く中、27日にはローソク足が20日線(10月28日時点では1.3891ドル)を下抜けており、上値は既に重いと見られる。このことから、上値のポイントは直近の高値にあたる1.4080ドル(10月25日高値)が反発局面入りとなるかの分かれ目と見られる。一方で下値は10月27日に1.3733ドルまで下げたが、1.3696ドル(10月20日安値)近辺では底堅く推移しており、ここを割り込むと調整余地が深くなることが予想される。

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