G.COMデイリーレポート

10月20日(水)ポンド/円

【今日のトピック】
英国の金融・財政政策の注目

【基調】
方向感模索へ

【目先の注目材料】
・10/20 BOE議事録、英9月マネーサプライM4・速報値、英歳出削減策
・主要国株価、ユーロ/ドル相場、ユーロ/ポンド相場

【本文】
20日17時30分、イングランド銀行(BOE)は前回の金融政策委員会(MPC)の議事録を発表する予定だ。現状、英国はインフレ率の高止まりと景気腰折れ懸念の双方が深刻化しており、金融政策のかじ取りが非常に難しい状態となっている。MPCメンバーはインフレを懸念して政策金利引き上げを主張する者もいれば、追加量的緩和を主張する者もおり、市場では「(議事録内で)引き締め派と中立派と緩和派の3つにメンバーが分かれていることが明らかになるのでは」との見方がある。ただ、意見が分かれる中でもある程度の「偏り」が見られれば、ポンドの手掛かり材料となる見通しだ。引き締め方向に意見が偏ればポンド高、追加緩和に偏ればポンド安で反応しよう。ただ、これまでの要人発言をみると、どちらかと言えば緩和派のメンバーの方が目立つため、ポンド安に振れる可能性の方が比較的高いと考えられる。

また、今夜23時30分からは、英国で2014年までの歳出削減案が発表される。
これは830億ポンドという戦後最大規模の歳出削減で、これが失業者の増加につながるのではとの見方から、英国内では大規模なデモが起こるほどの反発を呼んでいる。MPCの議事録で追加緩和観測が強まる中で厳しい歳出削減案が発表されれば、ポンド売りが加速することもあり得る。そうなれば、ポンド/円は9月14日に付けた127.66円を割り込み、5月の安値126.69円辺りまで下落する公算もある。議事録内容と併せてこちらも注目したい。

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