G.COMデイリーレポート

9月27日(月)ユーロ/ドル

【今日のトピック】
半値戻しを達成できるか

【基調】
波乱含み

【目先の注目材料】
・9/27米2年債入札 9/28米5年債入札
・欧州重債務国国債利回り

【本文】
米国の追加金融緩和観測を背景としたドル安圧力を受けて、ユーロが上昇しており、24日に発表された国際通貨先物市場(IMM)のポジション状況でも21日時点でドルに対してユーロが買い持ちに転じている。こうした中、ユーロ/ドル相場は昨日、本日と1.3494ドルまで上昇したが、ギリシャ・ショック前の高値1.5145ドルから1.1874ドルまでの下落幅の半値戻し水準である1.3510ドルを目前に伸び悩む形となっている。

ただ、この局面でのユーロの上昇はユーロを積極的に買う動きによるものではなく、ドル売りの受け皿として世界第2位の通貨に買いが集まったものと見られる。したがって、金利差やファンダメンタルズ格差の大きい豪ドルなどと違って、ユーロについては短期保有ポジションが多いと見られ、四半期末を目前にした短期筋のポジション調整による売りが強まる可能性がありそうだ。

また、ユーロ/ドル相場の心理的節目となる1.35ドルにはオプションに絡む売りが厚いとの見方が強く、これも上値を抑える要因となりそうだ。本日の海外市場で、前述の半値戻し1.3510ドルを上抜けるようなら、もう一段の上昇も見込めるが、1.35ドル第目前で失速するような展開が続けば、利益確定の売りが強まる可能性が高い。

今日の米2年債入札を皮切りに始まる米国債入札(28日5年債、29日7年債)も、四半期末というタイミングでは金融機関は応札を控える傾向が強く24日には2年債利回りが一時過去最低を記録するなど、利回り水準でも魅力が薄れていることから、入札不調により金利上昇圧力が掛りやすい地合いであると言えそうだ。米長期金利の上昇は、対ユーロでもドル買い材料となる可能性がある。

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