G.COMデイリーレポート

9月24日(金)ドル/スイス

【今日のトピック】
消去法的スイスフラン買いも

【基調】
下落トレンド

【目先の注目材料】
・米国債利回り
・9/24 米8月耐久財受注、米8月新築住宅販売件数
・バーナンキ米FRB議長講演
・欧州重債務国ソブリン・リスクの動向

【本文】
円絡みの取引については、本日午後の相場のように本邦当局の介入に対する警戒感から手掛けづらい状況だ。一方で、欧州についてはアイルランドのソブリンリスクが意識されやすい地合いであり、ドルに追加緩和観測があるとはいえ、ユーロ買いのポジションを作りにくい地合いであろう。こうした中、消去法的にスイスフランに買いが集中しており、ドル/スイスは今週だけでも2.7%の下落となっている。
ドル/スイスは年初来安値を下回っての推移となっており、一旦買い戻しが入る可能性も否定できないが、今晩の注目材料を眺めると、ドル売り・スイスフラン買い要因となりそうな材料が多い。

まず、米国の経済指標では8月耐久財受注が前月比で減少の予想、8月新築住宅販売件数は増加予想とは言え、依然として過去最低の水準近くでの推移となっている。これらの指標が多少予想を上回ったとしても米国景気の回復観測にはつながりそうにない。予想を下回った場合は文句なくドル売り材料となりそうだ。

バーナンキ議長の講演でも、最近の発言やFOMC声明から察するに、タカ派的なコメントが出る可能性は極めて低く、むしろハト派的な発言内容となる可能性が高そうだ。同議長のハト派発言は米追加金融緩和観測につながりやすくドル売り材料となろう。

最後に、欧州ソブリン・リスクについては、アイルランドに対する懸念が強く、同国と独国債の利回り格差は昨日、過去最高水準にまで拡大している。ソブリン問題が一朝一夕には解決しない事は今春のギリシャ危機で証明済みであり、今日の欧米市場でも蒸し返される可能性が高いと言えそうだ。ユーロ圏のリスク回避パターンがユーロ売り・スイスフラン買いである事を考えると、対ドルでもスイスフラン買いが優勢となる可能性がある。

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