G.COMデイリーレポート

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8月23日(月)ユーロ/円

【今日のトピック】
日銀は音無の構え?

【基調】
軟調

【目先の注目材料】
・本邦金融当局者の発言
・8/24 米7月中古住宅販売件数
・主要国株式市場、国際商品市場

【本文】
20日、ウェーバー独連銀総裁が「欧州中央銀行(ECB)による無制限の資金供給は年末以降も継続する事が妥当」と発言した事を受けて、ユーロの下落が進んだ。タカ派と目されていた同総裁のハト派発言がサプライズとなった格好だ。また、来年10月のトリシェECB総裁の任期満了に伴い、次期総裁候補の筆頭と見られているウェーバー氏が来年以降の金融政策について発言した事が大きく影響したものと考えられる。米国に続いて、ユーロ圏でも追加緩和に積極的な姿勢が示された事で、当面はドルもユーロも上値が重い展開となりそうだ。一方、現状では政府・日銀の円高対策への期待が円高抑止力として働いているが、本日の菅首相・白川日銀総裁の会談も15分程度の電話会談に終わった事が伝えられ、具体的な会談の内容は一切伝わっていない。

今後、政府による口先介入は相次ぐものの、日銀からは音無の構えが続き、こうした不作為を受けて追加緩和観測が後退する事になれば、米・欧金融政策当局が緩和姿勢を打ち出しているだけに、円独歩高の可能性も排除できなくなる。

こうした中、米国では今週、米経済のアキレスけんとも言うべき、住宅関連の指標が相次いで発表される。
特に24日の7月中古住宅販売件数では事前予想で468万件と、2009年6月以来の500万件割れが予想されており、2009年1月に記録した過去最低水準の453万件も視野に入る。中古住宅販売件数が予想通りもしくは予想を下回る事になり、NY株安が進むようなら、ユーロ/円の下落リスクとなりそうだ。

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