G.COMデイリーレポート

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8月18日(水)カナダ/円

【今日のトピック】
買収関連報道は続くか

【基調】
方向感模索中

【目先の注目材料】
・加肥料大手ポタシュの買収関連報道
・主要国株式市場、国際商品市場
・ドル/円相場、ドル/カナダ相場

【本文】
17日、カナダドルは上昇した。この背景にあったのは、主要国株価が堅調でリスクにを取ることに対して積極的な動きになったことや、原油価格が堅調だったこと、加6月製造業出荷の結果が前月比マイナス予想に反してプラスとなったことなどが挙げられる。また、これらに加え、「英豪資源メジャー・BHPビリトンが加肥料大手ポタシュ・コーポレーション・オブ・サスカチワン(以下、ポタシュ)への敵対的買収を検討」という報道も手掛かり材料となった可能性がある。

17日、ポタシュはBHPビリトンから提示されたカナダでは過去最大規模となる約390億ドルの買収提案を拒否。「全くの過小評価」であることがその理由である。約390億ドルの買収額はポタシュの株価を1株当たり130米ドルをベースに決められたもので、これは提示時点の株式市場で取引されていたポタシュの株価を大幅に上回るものだったが、2008年6月に付けた239.5ドルには遠く及ばないことから、ポタシュ側は「全くの過小評価」「(リセッションに伴う株安に付け込んだ)甚だ不適切な試み」としてはねのけた。これを受けてBHPビリトンが敵対的買収に踏み込むとの見方が広がると、17日のポタシュ株価は143.17ドルで引けるなど高騰(16日終値112.15ドル)。こうした中、市場では他の資源メジャーも買収を検討している可能性や、BHPビリトンが買収額を引き上げる可能性が取り沙汰されつつある。

この買収問題が加熱していけば、買収に伴う資金移動(ポンド売り・カナダドル買い)観測が出やすく、間接的ではあるもののカナダ/円相場にも上昇圧力となる見通しだ。続報には特に注意したい。

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