G.COMデイリーレポート

G.COMデイリーレポート

8月12日(木)ドル/円

【今日のトピック】
15年ぶり安値水準にて政府の出方をうかがう展開に

【基調】
軟調

【目先の注目材料】
・主要国株式市場
・本邦の政府要人からの発言

【本文】
11日にドル/円は一時1995年7月以来となる、安値84.71円を記録した。発端は前日10日に米連邦公開市場委員会(FOMC)にて、景気見通しを下方修正したことにより、米国の景気回復の停滞観測が広がったことであろう。これにより米2年債の長期金利は一時0.50%を割り、史上最低を記録する場面が見られた。またドル/円は85円割れにはストップロスが多く観測されたことから、これらを試す動きも重なりドル/円は下落した。

さてここからの見方であるが、まず現在の円高はドル安に起因していることを考慮すると、本邦単独での介入の効果は限定的と見られる。仮に本邦単独で円売り介入を行ったとしても、欧米が中国に対し継続して為替レートの柔軟化を求める声が出ている中では、主要国の理解は得られにくいと見られることからも、実行される可能性は低いと見る市場参加者が多いようだ。

一方で市場では、日銀による金融緩和を求める声が高まっている。10日の日銀金融政策決定会合にて、為替相場の動向から金融政策が直ちに決まってくるものではない、と伝えられると、ドル/円には円高圧力が加わる場面が見られた。現在のドル/円は昨年11月のドバイショック時の様な、金融緩和催促相場の要素も含んでいると見られる。仮に金融緩和が実行されれば、市場では円高圧力の緩和が見込まれよう。

ドル/円が一段の円高となるかどうかは、これらの組み合わせ次第ではあるものの、現状のドル安が早期に解決される可能性は低いことから、当面は下落圧力と隣り合わせとなる展開が見込まれる。

バックナンバー

●当社提供のレポート類について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

米雇用統計特別企画

業界最狭水準スプレッド

魅惑の通貨ペア、トルコリラ円

スワップポイント一覧

ポンド/円トレードを斬る

FXブログ