G.COMデイリーレポート

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8月9日(月)ドル/円

【今日のトピック】
日米金融政策に注目

【基調】
下値試しの機運

【目先の注目材料】
・8/10 日銀金融政策決定会合・白川総裁会見
・8/10 米連邦公開市場委員会(FOMC)
・米長期金利

【本文】
6日の米7月雇用統計の弱さを受けた海外市場でのドル/円は85.01円で踏みとどまった格好だ。
雇用統計の結果を受けて一時150ドル超下落していたNYダウ平均株価が、引け前の1時間強で100ドル以上値を戻した事がクロス円の買い戻しにつながり、ドル/円もつれ高となった。
この株価の持ち直しの背景は、雇用統計発表後の混乱が一服した場面で、10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での金融緩和観測が台頭し長期金利の低下が進んだ事が、背景にあるとの見方が強い。
また、本来、ドル/円相場において、米国の金利低下は、ドル安・円高要因となる事が多いのだが、雇用統計発表後の金曜日の午後という環境下では、事前にドルを売り進めた向きの買い戻しが強く出てしまったという面もありそうだ。
こうした、ある意味では「特殊」な要因に支えられたドル/円相場が、10日(日本時間11日未明)のFOMCまでの間、米国の金融緩和観測というドル売り材料に耐え85円台をキープできるかどうかは疑問であり、85円を割り込めば、昨年11月の安値84.79円は目前となる。
しかも、FOMCまでは、米国での重要経済指標の発表は予定されていない事から、米国の低金利政策の長期化観測や景気後退に対する不安を払拭する材料が出てくる可能性は低い。

一方で、今日(9日)から行われている日銀金融政策決定会合(10日発表)で追加緩和策が発表されれば、予想外のサプライズとなり、円売りが進む可能性はある。これが、考えられる数少ない目先の円安シナリオのひとつとして挙げられる。
昨年11月のドバイショック発生時には、日銀による追加緩和が発表され、円高進行に歯止めがかかった事から、当時と同水準まで円高が進む中、一部の海外勢からは、ドル/円相場の85円を日銀(日本政府)の防衛ラインと見る向きもあり、一段の円高に歯止めが掛っているとの見方もある。ただ、これは裏を返せば、明日の政策金利発表とその後の白川総裁の会見で、何らかの対応策が取られない場合は、ドル売り・円買いが加速する可能性を示唆する事でもあると言えそうだ。

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