G.COMデイリーレポート

7月21日(水)ユーロ/ドル

【今日のトピック】
上昇基調を保てるか

【基調】
上昇基調も頭重く

【目先の注目材料】
・主要国株式相場、商品相場、米長期金利
・7/21 米企業決算、バーナンキFRB議長の議会証言

【本文】
6月7日に1.1874ドルの安値を付けたユーロ/ドルはその後上昇基調をたどっているが、先週後半以降、1.30ドルの節目付近で上値の重い展開が続いている。この上値の重さを払拭出来れば、5月10日高値1.3093ドルを超えてさらに上値を伸ばす可能性も浮上する。2009年11月25日に付けた高値1.5145ドルから今年6月7日に付けた安値1.1874ドルまでの下落に対し、1.3124ドルがちょうど38.2%戻しの水準になるが、これを目指して1.31ドル台前半まで上昇することもあり得るだろう。ただ、そうした上値目標を目指すために上昇トレンドを維持するには、終値ベースで1.30ドル台に乗せるなど、ユーロ/ドルの上値の重さ払拭が必要となる。
目先、「ユーロ/ドル一段高シナリオ」の鍵となりそうな材料に、日本時間22日午前3時に予定されている米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長による議会証言がある。20日の相場では、バーナンキ議長がこの議会証言にて追加緩和について言及するのでは、との期待感からNYダウ平均が上昇。ユーロ/ドルはそれを受けてユーロ高・ドル安が進行した。ただ、先日発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録をみると、「景気に目立った悪化がみられた場合、追加の金融緩和が適切かどうかについて検討が必要となる可能性」との指摘があった程度で、バーナンキ議長が市場の期待通り、積極的な緩和姿勢をみせるかどうかは懐疑的な見方をする向きが多い。ただそれだけに、バーナンキ議長が緩和に向けて前向きな姿勢を示した場合は株高が大幅に進む可能性があり、ユーロ/ドルは一気に5月10日高値を試す展開になるかもしれない。

もっとも、「本当に緩和するほど、経済は悪い状態なのか」との見方から株安が進んだ場合、ユーロ/ドルも軟化することもあり得るし、バーナンキ議長が大方の予想通り緩和に対して慎重な姿勢を示すことも考えられる。また、本日発表される米企業決算に弱い結果が続けば、株安圧力となるだろう。1.30ドルの上値の重さを払拭するのは簡単ではなさそうだ。

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